地震:「予報」へ来月から実験 58公募案を検証--東大・研究所
マグニチュード(M)4以上の中・大規模地震の発生を短中期で予測するため、東京大地震研究所は、公募した地震発生の予測モデルの精度を競う実験を11月から始める。M4以上の地震は、国内で年間1000回程度発生するため精度を検証しやすい。優れたモデルは「地震版天気予報」として活用を目指す。22日に京都市で開かれる日本地震学会で発表する。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20091019dde041040003000c.html
研究所は、領海を含む日本全土(震源の深さ100キロ以内)▽日本本土(同30キロ以内)▽関東地方(同100キロ以内)の三つのテスト地域を対象に、それぞれ1日以内、3カ月以内、1年以内、3年以内の地震発生を予測する計12種類のモデルを募集。海外の研究機関を含め58種類の応募があった。58種類のモデルには、過去の地震記録などの統計と、全地球測位システム(GPS)による地殻変動データなどを基に、研究者のアイデアが盛り込まれている。
研究所は検証センターを設け、モデル提案者とは別に予測結果を分析する。平田直教授(地震学)は「発生件数の多い中規模地震で検証し、過去の地震活動と将来の地震発生の関係を理解できれば、大きな地震に応用できるのではないか」と話す。【石塚孝志】
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毎日新聞 2009年10月19日 東京夕刊