花折断層、最大震度7
府地震被害想定調査委員会は26日、花折、有馬―高槻、奈良盆地東縁の3断層帯を震源とする地震が発生した際の府内の震度予測と、被害想定を公表した。滋賀、京都両府県にまたがる花折断層帯では、京都市内で最大震度7を観測、死者は6900人に上ると予測した。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080527-OYT8T00047.htm
上京区のホテルで開かれた府防災会議で、委員の澤田純男・京都大防災研究所教授が明らかにした。
花折断層帯を震源とする地震では、マグニチュードは7・5と予測。左京、東山、北、上京、中京、下京、山科各区の一部で震度7、他の京都市域や向日、長岡京、八幡、宇治、城陽、大山崎、久御山各市町で震度6強を示すとした。負傷者は7万5400人、全壊建物は14万7800棟に上る。
有馬―高槻断層帯では、八幡、長岡京、京都3市の一部や大山崎、久御山両町で最大震度7となり、死者は2900人、負傷者は4万3900人になるとした。
また、奈良盆地東縁断層帯でも、木津川市で最大震度7を記録し、死者1900人、負傷者1万9700人が出ると示した。
府防災会議では、防災の専門家や学識経験者、同会議構成機関の代表者らで「戦略的地震防災対策指針(減災目標)策定部会」を設置し、早急に減災目標値、達成時期を明確化することなどを決めた。
山田知事は「ミャンマーや中国で繰り広げられている問題は他人事ではない。府民が危機意識を共有し、一人ひとりの防災に対する意識を進展させていかなければならない」と述べた。
(2008年5月27日 読売新聞)