TOP >  地震予知ニュース

「全国瞬時警報システム」導入へ 上伊那地方自治体

 人工衛星通信と市町村の防災行政無線を用いて、大規模な自然災害やテロ情報などを住民に知らせる「全国瞬時警報システム」の導入計画が上伊那地方の自治体で進んでいる。飯島町は今年度末までに配備し、辰野町は08年度、南箕輪村、中川村は09年度の導入を描いている。

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=9435

 消防庁が開発したシステムで、早期の予防措置を促すことなどが狙い。受信した行政無線システムが自動的に起動し、警報や音声メッセージが瞬時に流れることが特徴。防災行政無線のデジタル化移行に併せて導入を目指す自治体が多くなっている。

 今年度事業で導入する飯島町は、防災行政無線デジタル化工事費が見込みより2000万円少なく済むことになったことから「工事の効率化を図ろう」と当初計画を繰り上げ、900万円でシステムを導入する。

 役場庁舎屋上に受信アンテナ、防災無線室にモデムや自動起動装置などを配備する。選択する警報は緊急地震速報や地震震度、東海地震予知、弾道ミサイル、大規模テロ情報などを見込み、4月にも稼働させ、防災無線の屋外スピーカーと普及率の高いCATVの有線電話から情報を流す。

 町総務課危機管理係では「運用段階では落ち着いて行動してもらうことが大事で、住民周知を図っていきたい」としている。

 一昨年の7月豪雨災害を教訓にして、災害に強い基盤整備に力を注ぐ辰野町でも、同警報システムの導入を新年度の主要事業の1つと位置づけている。

 導入するシステム、選択する警報の種類とも飯島町同様、庁内既存の同報無線制御卓をデジタル対応機種に更新する事業を含め総費用約4000万円を見込んでいる。

 有事の際には町内に54カ所ある防災行政無線スピーカーと、各家庭の有線放送で同時配信する。町では「屋外にいる人たちにも危険を伝えられる。既存の携帯電話へのメール配信、有線放送と併せて、情報提供の多様化で町民の自衛に役立てば」としている。

関連エントリー

地震予知の科学 [編]日本地震学会地震予知検討委員会   地震予知   MoPiX特別インタビュー 史上最強の予言者ジュセリーノに聞く!神の助言を元に警告し続けるジュセリーノが目指す世界とは?   社説:大地震から25年 被災体験を共有したい   「潮汐力」が影響 県西部の微小地震 気象庁   大学生が地震のデマ広める「面白半分でやった」   社説:四川大地震 ミャンマーの救援も急げ   地震予知のため?ペットの売れ行きが増大   中国・四川大地震:地震波、地球を2周 浅い震源、長い周期弱まらず--気象庁観測   「長周期地震動」を観測 北京など揺れの原因か   四川省の地震波、地球表面を2周…気象庁が観測   四川大地震の「長周期地震動」、日本でも観測   中国・四川大地震:消えぬ「心の余震」 PTSD、子どものケア課題   四川大地震:小中学校の授業が再び中止…余震警戒   四川大地震、余震情報に募る不安   「死んだ断層」揺れた 主な活動は恐竜時代 四川大地震   「全国瞬時警報システム」導入へ 上伊那地方自治体   「震災時の役割」討議 19年度防衛医学セミナー 石原都知事も講演   地震”天気図“で予測  大防災研、観測システム開発進む   東海地震判定会、新会長に阿部氏・12年ぶり交代   【科学】北海道・有珠山噴火から8年 「予知火山」の象徴   地震判定会、会長に阿部氏・「予知に全力傾けたい」   温泉転じて地震予知に 掘削井戸に計測機器へ設置へ 熊谷   地震・火山噴火予知を統合=観測研究体制の強化求める-文科省   災害情報瞬時に 飯島町が警報システム導入   全国瞬時警報システム導入   「地震屋さんたち」机上の対策は役に立つの?   科学の国際貢献に障害   大地震をカエルが予知?=数十万匹が大移動-中国四川省   軽井沢測候所の新所長・佐藤基和さん /長野   規模、阪神の20~30倍 過去にも多発