カリフォルニアで地震発生の確率、今後30年で99・7%
ロサンゼルス(AP) カリフォルニア州で今後30年間に、マグニチュード(M)6・7を超える大地震が起きる確率は99・7%に及ぶとの予測を、米地質調査所(USGS)がこのほど発表した。同州は世界でも有数の地震多発地域だが、州全体について包括的な地震予測が出されたのは初めて。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200804200001.html
最新技術に基づいたUSGSの報告によると、2037年までの間に、州北部で93%、南部では97%の確率で、M6・7以上の地震が発生する。都市圏別にみると、サンフランシスコ周辺の確率は63%、ロサンゼルス周辺が67%だった。
また、同州がM7以上の地震に見舞われる確率は94%。M7・5では46%、M8では4・5%の確率がはじき出された。M7・5の地震でも、州南部が37%と、北部の15%を上回っている。中部から南東部にかけて走るサンドレアス断層が、地震を起こす可能性の最も高い、危険な断層とみられているためだ。
M6・7は、1994年にロサンゼルス近郊で起きたノースリッジ地震の規模。同地震では72人が死亡、9000人余りが負傷し、被害総額は250億ドルに上った。一方、1999年には同州からユタ、ネバダ、アリゾナ各州に広がるモハベ砂漠でM7・1の地震が発生したが、少数の負傷者が出たのみで、死者はなかった。
報告をまとめたUSGSのネッド・フィールド氏は、「近い将来、大地震がほぼ確実に起きるということだ」と述べ、当局や住民に早急な対策を呼び掛けている。