全国瞬時警報システム導入
緊急地震速報などを放送 - 被害の軽減に期待
運用が開始された
全国瞬時警報システム
http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_ashi/2008_2/04_05/ashi_top1.html
南足柄市(沢長生市長)では、県内でいち早く『全国瞬時警報システム(J-ALERT=ジェイアラート)』の運用を4月より開始した。同システムでは、緊急地震速報や弾道ミサイル情報など対処に時間的余裕のない情報が伝達される。今後は、訓練で緊急地震速報が放送され、市民を対象に周知に努める。同システムを導入している県内の市町は南足柄市と綾瀬市のみ。
全国瞬時警報システムは、総務省消防庁より通信衛星を用いて送られてくる緊急地震速報や大規模な自然災害などの情報を受信すると、市の同報系防災行政無線を自動的に起動させ、瞬時に市内50ヵ所に設置されている拡声器や一般家庭の戸別受信機を通じて住民に情報を伝達するもの。導入費用は約660万円。
同システムでは、対処に時間的余裕のない事態7項目((1)ゲリラ・特殊部隊攻撃情報(2)航空攻撃情報(3)弾道ミサイル情報(4)大規模テロ情報(5)緊急地震速報(6)東海地震予知情報(7)気象警報)の情報が提供される。
緊急地震速報は、最大震度5弱以上と推定された地震の際に、予測震度4以上の強い揺れが来る場合に「警報音-おお地震です、おお地震です」というメッセージが2回繰り返し放送される。市防災安全課では「この放送を聞いたら、慌てず、身を守る行動を取っていただきたい」と話している。同システムは国からの情報を受信してからの放送のため、時間がかかることが欠点として挙げられている。
南足柄市では現在までに、地震情報(震度3以上)や降雨情報(時間雨量20ミリ以上)の自動放送を行っている。今回、全国瞬時警報システムが導入されたことにより、身の安全確保や被害軽減への貢献が期待される。