花折M7.5 最大死者6900人 京都府防災会議 地震被害予想
京都府地震被害想定調査委員会は26日、京都市内で最長の活断層「花折断層帯」(高島市-宇治市、約47キロ)を震源とする地震が起きた場合、府内の死者数は6900人に上る、とする調査結果を公表した。府が予測した23地震の中で最大規模で、住宅耐震化などの対策を各自治体や住民に呼び掛けている。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008052600098&genre=C3&area=K00
■負傷者7万5400人 全壊14万棟
同日午前に京都市上京区で開かれた府防災会議で、同調査委員会委員の澤田純男・京都大教授が報告した。
地震の規模を示すマグニチュードは7・5と推定。震度7は京都市の左京、東山、北、上京、中京、下京、山科の各区の一部。震度6強は、京都市内のほか、向日、長岡京、八幡、宇治、城陽、大山崎、久御山の各市町の一部と予測した。
地面の液状化は、京都市南部や河川(桂川、宇治川、木津川の合流部)沿いで危険度が高いという。
京都市内の死者数は最悪で5400人と予測。府内全体では負傷者7万5400人、建物全壊14万7800棟などとした。
花折断層帯では、国の中央防災会議が昨年秋、府内死者数を9400人とする被害想定を公表している。府は「国は、地震で火災が大規模に発生する状況を想定しているが、府は消防が一定機能すると見込んだため異なる結果となった」と説明している。府の調査は、京都市内分は同市の調査結果(2003年)を活用した。