岩手県沖の地震、02年時点で予測・東北大
先月11日に岩手県沖で起きたマグニチュード(M)4.7の地震を、東北大学の研究チームが2002年に正確に予測していたと、政府の地震調査委員会が9日までに発表した。同海域では1950年代以降、約5年半の周期で同規模の地震が繰り返し発生している。同調査委は「ここまで規則的なのはこの付近だけ」と話している。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080210AT1G0802Z09022008.html
予測に成功したのは東北大の松澤暢・准教授らのグループ。01年11月に岩手県沖のプレート(岩板)境界でM4.8の地震が発生後、09年2月までに次の地震が起きると予想した論文を発表していた。
この海域はM4.7―5.0の地震が57年以降、10回発生。間隔は約5年半とほぼ一定で、地震波の形も似ていた。地震調査委は「プレート境界のアスペリティー(固着域)が毎回同じだけ破壊するのが原因ではないか」と分析している。同種の周期的地震は日本付近の複数の場所で知られている。(09日 21:37)